「奥州曙光」

「奥州曙光」
【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2011年4月1日金曜日

#245 被災地に学校再開に向けて!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温4.5℃、南東の風、風速3.8m/s、
湿度84%、気圧 1023.2hPa、晴れの4月を迎えました。
新年度の初日にふさわしい朝、
被災地の天候も晴れとのことで何よりです。
それにしても、被災地の学校は・・・と考えると心配です。


文部科学省は、
昨日のメールマガジン臨時号で、
「教育課程編成上の留意点について」という事務連絡を公表した。

それによると、

1 入学式などの学校行事については、
  地域の状況を考慮し、弾力的な対応に配慮すること。

2 授業時数の確保については、
  災害等の不測の事態が発生した場合、
  標準授業時数を下回ることも認められる。
  なお、学習に著しい遅れが生じるような場合には、
  可能な限り必要な措置を講じること。
  また、標準授業時数を確保するために
  土曜日等の休業日を活用することも考えられる。

となっている。

「想定外の大震災」の被災地に向けて、
これが特別に配慮した通達なのだろうか。
ただ、誰でも考えつくような当たり前のことである。
しかも、
「下回ることも認められる」と言いながら、
「可能な限り必要な措置」を求め、
さらに、
「土曜日授業も考えられる」とダメ押しをしている。


この通達のどこに、
文部科学省の被災地に対する
「心づかい」や「思いやり」があるのだろうか。
また、文部科学省は、
被災地に対する「心」や「思い」をどこで見せるのだろうか。


「想定外の事件」には「想定外の対応」が必要である。
この通達にがっかりせず、
被災地の各学校が、
それぞれの実情に応じて、
子どもたちの状況に即応して、
学校再開と同時に、
笑顔いっぱいの授業がされることと信じています。

がんばれ日本!
がんばれ東北!










さあ新年度です。
今年度も笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月31日木曜日

#244 授業再開に向けて、被災地の学校では!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温3.5℃、東南東の風、風速3.6m/s、
湿度89%、気圧 1016.4hPa、曇り空の3月末を迎えました。
庭先の雪も消え、
スイセンの花芽が次々にふくらみ初めています。


さて、
今回の東日本大震災で多くの学校が被災しました。
倒壊したり津波で流失したりして、
被害を受けた幼稚園・小中学校・高校は3,000校を超えています。
被害を免れたものの避難所になっている学校もあり、
明日から4月というのに、
授業を再開するメドが立たない学校が多いのです。

そのような状況にあって、
授業再開を待ちわびる子どもたちのために、
学校で考えなければならないことは数多くあります。

例えば、
○学校の校舎・教室の確保
○教室の机・イスの確保
○被災した児童生徒の転入学手続き
○被災した児童生徒の衣服・履き物や食事の確保
○津波で流された教科書や学習用具の確保
○被災した児童生徒の健康状態の確認
○家族や友だちを失った児童生徒の心のケア
○被災した児童生徒の生活状況の把握
○不登校状態にあった児童生徒の現状把握
○震災で犠牲になった教職員の補充
○学校給食の施設設備の点検と確保
○学校給食用物資の確保
○学習教材や教育機器の点検と確保
○観察実験用具や実習用具の点検と確保
○年間指導計画の見直しと年間授業時数の確保
○修学旅行などの学校行事の見直し
○被災した学校図書館の整備
○スポ少や部活動の活動場所の確保
○スポ少や部活動の活動用具の確保


とにかく、
一日でも早く学校を再開することが第一です。
こんな時でもあり、
関西、近畿、中部、四国、九州地方の関係機関に、
協力と支援を求めることも必要かと考えます。

いずれにせよ、
国も県も市町村も、
文部科学省も教育委員会も、
そして関係する学校職員も、
寝る間も惜しんで全力を尽くしていると信じます。

がんばろう日本!
がんばろう東北!










さあ今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月30日水曜日

#243 私のランドセルを被災者へ!
















おはよがんす、まめでらしか~?
秋田は気温2.4 ℃、東の風、風速 2.2m/s、
湿度 93%、気圧 1018.4hPa、雨模様の朝を迎えました。

大学のキャンパスが避難所になっている学校もある中、
東北の大学77校のうち約50校が入学式を中止・延期する。
今年の東北の春は、まだまだ遠い。

そんな中、
今朝の読売新聞にこんな嬉しい記事が掲載されていました。

******************************************************

この地震によって大きな被害を受けた三陸地方の児童のために、
盛岡市の小学校6年生が友達に呼びかけて、
不要になったランドセル800個を集め、
避難所を回って、津波でランドセルを失った児童にプレゼントした。
「元気を出して学校に通ってください」という励ましに、
苦しい生活を強いられている児童に笑顔が戻った。

*******************************************************

この春、自分は小学校を卒業した。
ランドセルは思い出に残しておくつもりだったが、
「ランドセルが流されて学校に通えない」
と泣いている被災地の子どもがいることを知って、
友達にも呼びかけて集めたのです。
この活動に感動した地元のテレビ局や
インターネットのコミュニティーサイトからの協力もあり、
地元の岩手県だけでなく、
他県からも多くのランドセルが寄せられたということです。
悲惨な災害、そして、辛い避難生活を送る中、
「ランドセルが希望になったら嬉しい」という願いが、
きっと叶うと信じます。


「私のランドセルを使ってね!」という子どもの純粋な発想力。
「もっと集めよう!」と考えてすぐ動いた行動力。
「すぐに届けたい!」と思う優しさ。
子どもの純粋な感性には迷いもてらいも無い。
ストレートな心が周囲の大人をも動かしたのでしょう。
東北には、まだまだ立ち上がる力がある。
この記事を読んで、改めてそう思いました。


がんばろう日本!
がんばろう東北!












さあ今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月29日火曜日

#242 被災地の学校事情





























おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温2.7℃、南の風、風速 2.0m/s、
湿度90%、気圧 1023.1hPa、雨の朝を迎えました。
残雪が残る樹木の間を、
つがいの小鳥がエサを探しています。
そして、
春を待つスイセンの蕾が膨らんできています。

さて、
原発騒動が続いている中、
屋内待避指示が出ている福島県南相馬市では、
小・中学校を当面再開しないことを決めました。
そのため、
同市立小・中学校22校の児童生徒6,000人は、
30キロ圏外の他の学校に通うことになります。
できれば、
友だちと離ればなれにならないよう配慮がほしいところです。

また、
福島県や岩手県では、
年度末の教職員の人事異動を凍結し、
子どもたちの心のケアや震災対応を優先させる処置をしました。
3月退職予定者については、
とりあえず5月までそのまま現任校勤務としています。

なお、
宮城県が教職員人事異動を発表し論議を呼んでいますが、
新学期の開始については4月26日まで延期しました。

現実問題として、
いつ学校が再開できるかについては、
それぞれの地域、それぞれの学校によって事情が異なり、
個々の実情に応じてということになるものと考えられます。

今なお続く余震におびえながら、
子どもたちは学校再開を待ち望んでいます。
一日も早く、友だちと笑顔で再会できることを願っています。

子どもたちの笑顔は希望です。
関係者の方々の苦労と配慮に感謝しながら、
被災者みんなのためにも、
一日も早く、学校が再開されますことを祈っております。

がんばろう日本!
がんばろう東北!









今日もまた、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月28日月曜日

#241 がんばろう東北!・・・その2




























おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は夜半から降り出した雪が13㎝も積もり、
気温1.2℃、南西の風、風速 1.3m/s、 積雪13㎝、
湿度 83%、気圧 1026.8 hPa、曇りの週明けを迎えました。

写真のように、
3月末では珍しい除雪車も出動しています。
そんな中、
道路はツルツルのスケートリンク状態です。
もちろん、
車はノロノロ運転で朝の通勤道路はツルツル渋滞。
こんな感じです。


あなたは、
こんなスケートリンクで車を走らせたことがありますか。
当たり前ですが反対車線も・・・・・!
















ちょうど前が赤信号だったので、
反対車線が空いた瞬間の撮影です。
今、また余震がありました。
少し揺れが長いです。
電線に積もっていた雪が次々に落ちてきます。

こんな道路を40分。
やっと勤務先につくと駐車場が積雪15㎝。
スノーダンプで除雪してから車をとめました。

今年は、
地震だけでなく、天候までも東北に厳しいようです。
暖房が完全でない避難所の方々が心配です。
せめて温かい食事でもと願っています。
被災地での救援活動は、
官民問わず必死に頑張っております。

それにしても、
政府の初期対応の遅れは、
とうとう、
給油待ちの長い列の中から死者まで出してしまいました。
痛ましいことです。

そこまでしてもガソリンが欲しい状況なのです。
想定外の震災に対して、予想通りの対応では間に合わない。
想定外の震災には想定外の対応が必要です!
あの人たちにはそれが分からない。


それでも2週間ぶりに、
やっと風呂に入って体を洗い流した。
初めて下着を交換できた。
昨日まではオニギリ半分だったが、今日は1個もらえた。

こんな当たり前なことに、
被災者は笑顔いっぱい喜んでいます。

天に背かれても、
地に揺さぶられても、
世界中の人々の愛に勇気をもらって、
がんばろう日本!
がんばろう東北!












3月末、年度明けの今週ですが、
被災者にとっては、
今日を精一杯生きるのみです。
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!