「奥州曙光」

「奥州曙光」
【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2010年5月28日金曜日

#29 タンポポの綿毛飛行隊



タンポポ
綿毛飛行隊










5月も終盤。
新しい職場、新しいスタッフに、もう慣れたかな?
慣れた人も慣れない人も、来週から6月。

むかし、
東京都知事や意地悪婆さんもやった青島幸男が、
こんなことを言っていた。

面白がってやっているヤツと、
苦労してやっているヤツと、
どっちが勝つかな。
やっぱりさ、
面白がってやっているヤツには
かなわないんだよ。

いいこと言うね!
だからと言って、
都知事や総理大臣を面白がってやられても困るが・・・。

しかし、
大部分の仕事は、
その通りだと思う。
ワクワク感と悲壮感と、
あなたなら、
どっちがお好きですか?
やっぱりさ、
ワクワク・ウキウキには
かなわないんだよ。

タンポポの綿毛飛行隊は、
これからのあてもない大飛行に、
ワクワク
ウキウキ
しているにちがいない。

というわけで、
これからも、
笑顔いっぱい、元気いっぱい、夢いっぱい
頑張りましょう!

2010年5月27日木曜日

#28 エビネ



庭の片隅で
咲いたエビネ




花言葉は
「謙虚」




何事にも、
おごらず、ほこらず、ひかえめに、
謙虚に生きる。

これが、
秋田の県民性なのかも知れない。
これからも
この花言葉を思い出しながら、
静かに穏やかに、
争うことなく、
生きていきたい。

2010年5月25日火曜日

#27 スズラン


庭に咲いた
スズラン



Convallaria keiskei
ユリ科
スズラン属の多年草



花言葉は、「幸福の再来」「純粋」


この可憐な花を見るたびに心が洗われ、
純粋なな自分を取り戻すことができそうな気がする。
そういう気持ちになれること、
それこそが幸せ。

今、
幸せから遠ざかっている人にも、
幸せを失っていない人にも、
新たな幸福の再来をと願って咲く花。
それがスズランなのだろう!

2010年5月24日月曜日

#26 もんじゅのミスから学ぶ

 長い間、運転を停止していた福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」が、14年5ヶ月ぶりに運転を再開した。しかし、制御棒挿入操作にミスがあって試験を一時中断した。これについて日本原子力研究開発機構は、手順書に具体的な操作法の記載がなかったことを明らかにした。操作ミスした運転員は、「微調整棒」とよばれるこの特殊な制御棒の操作訓練を受けたこともなく、実物をこの日、初めて操作したという。

 原子力機構によると、試験終了後に原子炉の出力を落とすために制御棒19本のうち2本を挿入しようとした。しかし、1本が入りきらなかった。その原因を調べたところ、制御棒を最後まで挿入するには操作ボタンを長押しする必要があるが、運転員は制御棒の全挿入操作は初めてで、長押しが必要と知らなかったらしい。

 思いおこせば、もんじゅは1995年にナトリウム漏れ・火災事故を起こして運転を停止した。だからなおさら新聞報道のように、「操作法を知らなかった」ではすまされない。「知らない者に運転させた」ことが問題で、「操作をシミュレーションする設備も無い」ことこそ大きな問題であろう。このようなお粗末と言える状態で、果たして日本の原子力発電は大丈夫なのか。安全と言えるのか。大きな疑問を禁じ得ない。

 翻って、教育現場である。今年度新しく教師となった先生方が教壇に立ってから、もう一ヶ月以上になる。「もんじゅ」の運転員と違って、教えることのシミュレーションは教育実習で経験済みである。しかし、児童・生徒との細やかなやりとりや、表情や動作から心の揺れを察する微妙な感性については、教えられて身につくものではない。やはり、学校内におけるベテランの先生方による、折に触れての短いプッシュや大きなスパンを見通した長押しが欠かせない。異常を知らせる警報が学校内に鳴り響くことのないよう、学校をあげての見守り体制が必要である。新任の先生が児童・生徒に直接指導する前に、他の教職員も含めた事前打ち合わせや学年部職員によるシミュレーションは、どれほど念入りに行われたのであろうか、心配はつきない。14年間も操作することがなかったために、細かな運転操作が引き継がれなかった「もんじゅ」。では、各校における初任者教員がゼロか数名という秋田県の現状で、長い間秋田県教育界が培ってきた不易の教育文化は、今後もきちんと引き継がれるだろうか。折しも、先週の水曜日、来年度の秋田県教員採用試験の実施要項が発表され、採用予定者数はこれまで同様72人程度であった。これまた、大きな憂いに他ならない。もんじゅのミスから学ぶ、これこそ本当の「もんじゅの知恵」と言うのではないだろうか。

#25 忘れな草



忘れな草 forget me nots

むらさき科
忘れな草属









春一番 忘れはしない 青い花
   あなたの笑顔も 忘れない  山帰来

雪に閉ざされた冬を越え、
やっと訪れた青空のもと、
ひっそりと
輝くように咲く花!

まるで、
遠い日のあのひとのように!