「奥州曙光」

「奥州曙光」
【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2011年3月18日金曜日

#237  少しずつカメのように、復旧のきざしも!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温-0.6℃、北北西の風、風速 4m/s、
積雪4㎝、 湿度74%、 気圧1024.1hPa、小雪の朝を迎えました。


東北の燃料不足は深刻さを増して、
でガソリンスタンドには長蛇の列です。
でも、昨夜、
仙台の息子から良い知らせがありました。
「水が出た」のです。
これでやっと、
ご飯が炊ける、トイレも、風呂も、洗濯も!
秋田と仙台の両方で飛び上がって喜びました。
復旧のきざしが、
カメのように牛歩のようにですが、
少しずつ見えつつあるようです。


ところで、地震直後から、
余震が無くてもなんか揺れているような症状が続いています。
船酔いしているような感じです。
おそらく「地震酔い」なのだと思います。

地震酔いは船酔いや車酔いと同じで、
視覚情報と平衡感覚にズレが生じて自律神経が興奮するために、
酔っている感覚になると言います。
また、「いつ平常に戻るかわからない」
「いつまで続くのか?」などという不安感が、
この地震酔いを増幅させています。

揺れる感じがして地震かなと思ったら違ったり、
地震酔いかなと思っていたら、本当に揺れていたり、
普通ではない状態が続いています。
そのため、
ひどいときには冷たい水や温かいお茶を飲むなど、
リラックスを心がけています。
余震が落ち着くと、この症状も消えると思いますが・・・?
まだ、まだ、余震が頻繁です。




また、海外メディアは今回の地震報道の中で、
これほどの大災害に遭遇しながら、
「泣き叫ぶ声もヒステリーも怒りもない。
 日本人は威厳をもちなすべき事をしている」
と高く評価しています。
「じっと我慢の子であった」というセリフを思い出してしまった。
時ならぬ雪に震えながら、
足下が十分でない被災地で、
懸命に作業を続けている救援隊のみなさん、
本当に有り難うございます。
今、しばらくは頑張っていただきたいと祈ってます。




そして、また、
ツイッターにこんなつぶやきがありました。

・・・・・子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、
・・・・・・順番が近くなり、レジを見て考え込み、
・・・・・・レジ横にあった募金箱にお金を入れて、
・・・・・・お菓子を棚に戻して出て行きました。
・・・・・・店員さんがその子供の背中に向けてかけた、
・・・・・・「ありがとうございます」という声が震えてました。




こんな日本で本当に良かった。
この国に生まれて良かった。
日本人で良かった。
本当にそう思います。

東北は負けません!
今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月17日木曜日

#236 今、何が協力・・・?
















おはようございます。

秋田は気温ー1.5℃、積雪4㎝、
湿度77%、気圧1010.4hPa、曇りの朝を迎えました。
夜の間に降った雪が4㎝ほど積もっていましたが、
午前中の陽射しでしっかり解けています。

さて、今、スーパーの棚は、
カップ麺、インスタント食品、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、
缶詰、パン類、乳製品、納豆、豆腐などの棚が空っぽです。
物流の復旧を一日千秋の思いで祈ってます。


朝、ガソリンスタンドの2キロの列に並びました。
待つこと2時間、
やっと給油できたもののひとり2千円の限定販売。
少ないガソリンをみんなでわけあって!
ということですから協力しましょう。


並んでいる間に、
北海道帯広のレスキュウ隊の車列が15台ほど通過しました。
秋田経由で、このまま岩手や宮城の被災地に向かうのだと思います。
救援隊も現地に行き着くのが大変な状況です。
ご苦労さんと感謝しつつ見送りました。



ところで、

「被災地に身内がいて、すぐにも助けに行きたい」
そう思う人はたくさんいると思います。
しかし、状況を考えると、途中で燃料不足でガス欠になるのは必須。
加えて、そう思って大勢が行くと、
現地で緊急車両や救援物資や援助隊の通行の邪魔になります。
また、現地のトイレ事情も深刻であることも考慮すると、
ただでも不足している現地の食糧不足、燃料不足に拍車をかけないよう、
行かないほうが救援の手伝いになると判断しました。
地元に入らないことが一番の協力なのだと思います。



私も、仙台に息子がいますが、
メールのやりとりでお互いの様子を伝え合っています。
今、現地では、
食料も燃料も現金がないと何も買えない状況です。
サイフレス時代とかお財布ケータイなどと言っていたのに、
いざ大きな災害で使える現金です。
しかし、
現金があっても、物がない、買えない状況は続いています。
被災地では笑顔で寄り添いながら、
早急な救援物資の配布を!
船による燃料輸送を!
ヘリによる食料供給を!
そう願っています。

2011年3月16日水曜日

#235 もう限界、緊急に物資を・・・!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温0.0 ℃、北の風、風速 4m/s、
湿度84%、気圧 1000.0hPa、曇りの朝を迎えました。


写真は、
地震で窓ガラスがすべて破壊された仙台市内のオープンカフェ。
一見、大丈夫そうな建物であっても、
よく見ると、建物の中はおもちゃ箱をひっくり返した状況です。
テレビ報道では、
主に津波による被害が頻繁に報道されていますが、
被災地の街並みも地震によって、
手が付けられないほどの悲惨な状況です。
ビルの中もすべてがひっくり返されており、
仕事どころか後片付けも手につかない状況で、
多くの人たちが自宅待機状態です。


しかし、自宅にいても、
燃料がなく暖がとれず、
ガソリンがなく移動できず、
水道がでないので風呂に入れず、
米や食料がなく満足に食事がとれず、
トイレが使えず不自由で、
洗濯や着替えもできない状況です。


もう、
避難場所に集まっている人だけではなく、
それぞれの家にいる人たちの生活まで
脅かされている緊急事態です。


それでも被災地の人たちは、
笑顔で声かけ合って助け合い
持っているモノを互いに融通し合いながら頑張っています。


お願いです。
東北は燃料、食料、医療のすべてが底をつきました。
一日でも一時間でも早く物資を!


今日の東北は雪の予報ですが、
それでも、
今、生きていられることに感謝し、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月15日火曜日

#234 品不足状態、しだいに悪化!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温1.5 ℃、南南東の風、風速 1m/s、
湿度79%、気圧 1015.1hPa、曇り空の朝を迎えました。
今日は予想最高気温6℃、夕方からは雪の予報です。

市内の新国道や13号線は、
ガソリンスタンドに並ぶ車の列で渋滞しています。
東北自動車道の通行止めが続き物流が滞っているため、
燃料、食料品を中心に品不足状態です。
スーパーやコンビニにも空棚が目立っており、
魚、肉、パン類、乳製品が底をついています。

ガソリン、灯油不足は、
日を追って深刻さを増しており、
今夜から寒くなる天候に怯えています。
しかし、
電気、水道、ガスのライフラインが大丈夫なので、
激震地の状況に較べると贅沢は言えません。

それでも、モノの豊かさに慣れた生活には、
この程度の不自由でも大変なストレスです。
豊かさボケ、平和ボケしてしまっていることを、
改めて思い知らされました。

ネットには、
世界中から「日本人、がんばれ!」の祈りが届けられています。

http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc&feature=player_embedded#at=65

本当に有り難いことです。
気を取り直して、
今日も笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

2011年3月14日月曜日

#233 東日本巨大地震・・・史上最大規模・想定外!
















11日金曜日午後2時46分、
東日本巨大震災が発生し東北・関東は大混乱です。
国内観測史上最大規模、想定外、予想を上回るなどと称されるほど、
M9.0の被害は大きい。
また、この地震による津波の被害がそれ以上に大きく、
死者・行方不明者は一万人を越える状況となっています。
最大震度は宮城県栗原市で震度7、
仙台新港では10mの津波を襲いました。
岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町など、
津波によって街全体が飲み込まれてしまい
壊滅状態という痛ましいところもあります。
さらに、
直下型地震による福島の原子力発電所の事故も重なり、
未曾有の災害になっています。


今回の大地震による被害者と被災地域の皆さんには、
心からお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧を祈るばかりです。


秋田市内では目に見える被害はほとんどなかったものの、
地震とともに停電し、復旧したのは次の日の夕方6時過ぎでした。
信号機も止まり、
大きな交差点には警察官が出動し交通整理にあたったが、
市内の道路はあちこちで渋滞が続きました。
飛行機、鉄道、バスはすべてストップし、
高速道路も通行止めとなったため、交通機関は最悪の状態となった。


一方、我が家であるが、まず第一に暖房確保。
停電によって暖房がストップしたため、
急遽、10数年前に使用していた反射式石油ストーブを引っ張り出した。
幸いにもストーブは生きていて、当日夜の暖房が確保できました。
次に灯の確保、
これも十数年前の乾電池タイプのトーチカが役に立った。
懐中電灯と違って周囲全体を照らすので、
これ一つで部屋全体を照らすことができました。
そして、食料確保だが、
これは娘夫婦が食料をどっさり買いこんで駆けつけてくれた。
不足はガスコンロでご飯を炊き、夕食をすませた。
次に情報確保、
これは古いトランジスターラジオが往年の実力を発揮してくれた。


翌日、近くのスーパーに買い出しに行くと入場制限をしていて、
店の外に100人を越える買物客が並んでいた。
列の最後尾に並び、40分ほどで中に入ると、
一家族に一人の店員が付き添って品名と金額をメモするという対応であった。
レジに電卓計算係がいて、そこで支払いを済ませた。
ここで生野菜も購入できたのは、高齢者にとっては有り難かった。
やがて、夕方のラジオで、
秋田市教育委員会が13日月曜日のすべての小・中学校の休校と、
14日~18日の午前授業、給食なしを決定したことが報道された。
そして、
夕方6時過ぎに、やっと待望の電気が来た。


最近の世界の大地震を見ると、
地震被害よりもむしろ津波被害のほうが大きいのが特徴的である。
今回も、その後の津波による人命被害が甚大でした。
しかも余震が続いており、
漂流物が道路をふさぎ津波の被災現場に救援隊が到達できず、
遺体収容もままならない状況です。
日本では今、建物の耐震化が急がれているが、
このような状況を考えると津波対策もまた急務であることは言うまでもない。
また、仙台市では今日もまだ、
電気が一部で復旧したものの、水道、ガスのライフラインが停止しており、
この復旧整備と耐震化も大きな課題である。


とりあえず、
生きていることに感謝して、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!