「奥州曙光」

「奥州曙光」
【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2011年1月21日金曜日

#201 秋田弁でキレル!kireru!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温-0.5 ℃、北西の風、風速 8m/s、
積雪26㎝、湿度50%、気圧1015.6hPa、
曇りの朝を迎えました。
今日も引き続き寒く、
冬型の気圧配置が強まるため、
日中でも気温がマイナスのままとの事で、
凍結が心配されます。


さて、
「キレル」とか「キレタ」ということを、
最近、よく耳にします。
もちろん、
「キレル」というのは、ハサミで紙を上手にキレルということではありません。
または、
どのような難局でも独創的なアイディアで乗り切る人のことでもありません。
それは、
乱暴な言葉を言ったり、とんでもない行動をすることです。

辛抱強く粘り強い秋田県民であっても、
やはり、無性に腹立たしくなって、つい乱暴な言葉を吐き捨てることがあります。


「なしてがぁ~! なしたってぇ~!  ひっぱだぐどぉ~!」


これが、秋田弁の代表的なキレ方です。
「どうしてなのだ~!どうなったのだ~!」
という意味です。
しかし、大丈夫です。秋田県人は言葉だけであって、本当に手を出すなんてことはありません。
ほとんど、やりません。
最後の「ひっぱだぐどぉ~!」は、
「殴るぞ~!」という単なる言葉のアヤです。怒りの装飾語です。
というより、むしろ、
そういう言葉を口に出すことによって、
自分の腹の虫をなだめているケースが多く、可愛らしいもんです。


そういう意味において、
秋田県人はほとんど「キレナイ」。
我慢強く、誠実一路。
それが秋田の県民性です。


外は、
相変わらず雪。吹雪。暴風雪。
雪に閉じこめられるような生活は、まだまだ続きます。
麻雀で言うところの、
「ツモ 白ノミ」という白銀の世界です。


今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、
頑張りましょう!


2011年1月20日木曜日

#200 ちょっと、幸せ気分!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温-2.3℃、西北西の風、風速8m/s、
積雪29㎝、湿度 87% 、気圧1011.9hPa、
雪の朝を迎えました。
連日の積雪で、朝に夕にと雪かきの日々が続いています。屋根の雪下ろしでの転落事故も多発しています。お互いに、気をつけましょう!

ところで、雪の朝、
玄関前で雪かきをしていると、近所の小学生が「おはようございます」
と言いながら登校して行きました。
「おはよう、今日は早いね」と声を返しながら、
ちょっと幸せな気分でした。幸せとまでいかない、ちょっと手前の幸せ気分。

生活の中には、 もっといいろいろな幸せ気分がたくさんあるのだろうと思います。それを見つける暮らしというのもいいなと思っていると、なぜかちょっと幸せ気分になっていました。

・・・あなたも、小さな幸せ気分を見つけてみませんか?


今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、
頑張りましょう!

2011年1月19日水曜日

#199 クニマスの生存競争!
















おはよがんす、まめでらしか~?
厳しい寒さが続いています。昨日は久しぶりに真冬日から抜け出しホッとしました。しかし、融けた車道の雪が凍り付いて滑りやすく、車の運転は要注意です。現在、気温0.1℃、積雪25㎝、湿度 54%、気圧 1014.8hPa、曇りの秋田です。


さて、昨日の「幻の魚・クニマス」の話ですが、70年ぶりの発見でした。
一口に70年と言うものの、実に遠い年月であることは間違いありません。例えば、奇跡の元日本兵として、グアム島のジャングルで発見された横井庄一さんは、28年ぶりの生還でした。また、フィリピンのルバング島で発見された小野田寛郎さんは30年ぶりに日本に帰ってきました。二人にとって隠れ住んでのサバイバル生活は、生き残るための命がけの闘いであったと思います。

クニマスは、この二人の元日本兵よりも、さらに長く、倍以上の年月を遠く離れた山梨の西湖で生き残っていました。その生存競争が、自然界そのものの激しい闘いであったことは想像に難くありません。田沢湖と西湖との環境条件はすべて同じであったのか。または何が同じで何が違っていたのか。西湖にもともと住んでいた生物の食物連鎖の中に、クニマスはどのように食い込んで子孫を残してきたのか。釣り人に捕獲されて、食べられることはなかったのか、美味しかったのか。

・・・疑問は尽きないのですが、今後関係者による研究の成果に期待しています。また、地元の仙北市にとっても、秋田県にとっても、これほど明るい話題はなく、クニマスが故郷の田沢湖に帰ってくる日を待ちわびています。

二人の元日本兵は「恥ずかしながら帰ってまいりました」と言いました。いつの日か、田沢湖に放流されたときにクニマスは、どのように感じるのでしょうか。
人間たちは皆、無条件に楽しみにしていますが、クニマスにとっては新たなサバイバルの始まりとなります。果たしてクニマスは、喜んでくれるのでしょうか。

それではみなさん、
クニマスに負けないように、
今日も、笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、
頑張りましょう!

2011年1月18日火曜日

#198 クニマスの奇跡!
















おはよがんす、まめでらしか~?

秋田は気温0.0℃、西北西の風、風速 6m/s、
積雪26㎝、湿度76%、気圧1015.6hPa、
粉雪の朝を迎えました。


さて、
「クニマス」の話です。

報道によりますと、
この14日から23日まで、
京都大学総合博物館で、
「クニマス」の標本が展示されているそうです。

「クニマス」は、
かつて秋田県田沢湖にのみ生息していた魚です。
その後、
田沢湖の水質悪化とともにいなくなり、
環境省のレッドリストで絶滅種に指定されました。

ところが、昨年末、
奇跡的に、
山梨県の西湖で70年ぶりに生息が確認されました。

また、
天皇陛下が新年を祝うお言葉の中で、
「クニマス」発見について触れられ、
大きく報道されました。

今回の展示は、
大正時代に田沢湖で採取された標本9体と、
今回、西湖で採取された標本9体ということです。

それにしても、
秋田で行方不明になった「クニマス」が、
遠い山梨で発見されて、
その両方が、さらに遠くの京都で展示される。

面白いような、可笑しいような気がします。

何はともあれ、
絶滅を心配していた魚が、
70年以上前には、
当時の交通事情を考えると、
現在よりも、
はるかに遠かったであろう距離を運ばれ、
今も生息しているという事実に驚き感動します。

深い山、清浄な水、水温などの自然環境が、
クニマスの生息条件を満たしていたのでしょう。
しかし、
外来魚のエサになるなど、
絶滅の危険性もあったにもかかわらず、
やはり、奇跡でしょうか。

秋田の予想最高気温は1℃で、
今日も寒い一日となりそうですが、
クニマスに負けないで、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
頑張りましょう!

2011年1月17日月曜日

#197 月はいくつ見えますか?
















おはよがんす、まめでらしか~?


秋田は、
久しぶりの気温プラス1.5℃、
西北西の風、風速 10m/s、
積雪 27㎝、
湿度 66%、気圧 1006.7hPa、
小雪の週明けを迎えました。




さて、
タイガーマスク現象という小さな善意の輪が、
大きなニュースとなってマスコミ報道を賑わしています。
まるで、
これだけが心温まるニュースのように・・・。


しかし、
明るい話題ばかりではありません。
大学の3年時後半から企業説明会を実施し、大学を就職予備校にした経済界。
知識度よりも知名度を優先する、政党の国会議員候補者選び。
生活道路の除雪よりも、パチンコ店の駐車場除雪を優先する除雪車。
人間のできよりも、テストのできを優先する教育。
借金返済を先に延ばし、毎年、さらに借金を重ねる国家予算。
政策より政局優先の国会論議。
効果の見えない雇用創出よりも、目に見える○○手当を優先する政府対策。
自らの政策失敗のつけを国民に回し、
財政縮減よりも既存権利の固執に全力をあげる官僚。




いったい、この国はどうなってしまったのでしょう。
村上春樹の小説「1Q84」のように、
月が二つになったのかとあわてて空を見上げましたが、





おっと、

ここは雪国。

鉛色の空には、

月どころか、太陽さえどこにも見えませんでした。

誰か教えてください?

今日現在、

月はいくつありますか?

いくつ見えますか?