「奥州曙光」

「奥州曙光」
【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2010年11月20日土曜日

#151 そのとき、龍馬が信じたのは・・・? その1
















おはよがんす、まめでらしか~?

さて、
NHK大河ドラマ「龍馬伝」、
14日放送、
土佐の大勝負の一場面である。
大政奉還の建白書を書いてほしいという、
坂本龍馬や後藤象二郎の訴えに心を打たれ、
土佐藩主の山内容堂は徳川家への恩を思いつつも、
涙ながらに建白書を書く。
その建白書を渡しながら龍馬に問う、
「わしがこの建白書を書くと信じていた訳はなんだ?」と。


この問いに対しての龍馬の答えが良かったとです。


「大殿さまが武市さんの牢に来られたと聞いたからです。
 自分が尊敬していた武市さんは、
 最後まで大殿さまを敬愛しちょりました。
 その大殿さまが武市さんと同じ牢の地べたに座って、
 自分の大事な家臣じゃと言葉をかけてくださったと聞いちょります。
 そのようなお方なら、
 きっと理解してくださると信じちょりました。」


「同じ地べたに座って」

このことによって、
龍馬は
同じ目線で、
同じスタンスで、
同じ心で、
同じ夢をみることができる人だと直感したのだろう。

                   (つづく)

2010年11月19日金曜日

#150  モンスター国家に対する外交姿勢
















 おはよがんす、まめでらしか~?

 先ごろ中国を訪れたキャメロン英首相は、胸に赤いポピーの花を飾った。赤いポピーは、第1次大戦の激戦地であったフランダース地方に生えていた花で、イギリスでは休戦や戦没者追悼の象徴である。

 それに対して、中国側がクレームを付けた。その理由は、アヘンの原料となるポピーがイギリス軍に敗れたアヘン戦争を連想させるからだという。

 何でもかんでも自国の論理で思考判断し、意にそぐわなければクレームをつけるモンスター国家・中国である。

これに対して、イギリス側はこのクレームを撥ね付け、赤いポピーを胸に着けたまま胡錦濤国家主席と面会した。やはり、イギリスは歴史と伝統を重んじる大国である。

 もし、菅首相であったなら、なんとしたであろうか。日本政府の逃げ腰が危ぶまれるこの頃である。当て逃げをした中国漁船の船長が英雄視され、日本の海上保安官が罪に問われるようでは理屈が通らない。少しは、イギリス政府の外交姿勢を見習ってはいかがか。

2010年11月18日木曜日

#149 なまけものの雲






























おはよがんす、まめでらしか~?


今日は気温4.6℃、
東南東の風、風速 3m/s、
湿度83%、気圧 1021.6hPa、
曇りの朝を迎えた秋田です。

このところ日中と朝夕の気温差が激しく、
紅葉もだいぶ進みました。

グッと冷え込んだ昨朝より、
今朝の寝起きはずいぶん暖かく感じられたのですが、
やはり、5℃以下でした。

曇り空といっても、
今日の雲は都合のよいことに真面目さがなく、
時折、部屋の中にも日光が差し込むような、
そんな、
なまけものの曇らしく、
これから気温も上がってくるかなと思ってます。
かみさんの病状回復とリハビリのためにも、
そうあってほしいと願っています。


いずれにせよ、
もう冬がそこまで来ていることは確かなので、
油断しないで体調管理に気をつけたい。

では今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
頑張りましょう!

2010年11月17日水曜日

#148 腰椎破裂骨折 その2
















やがて、4時間半に及ぶ手術が終わった。
朦朧とした意識で病室に戻ってきた。
手術が無事にすみ、ひとまず安心。
でも、
鼻には酸素チューブ、腕には血圧測定器、胸には心電図装置、
両手には抗生物質と栄養剤の点滴、傷口には中にたまった血液を抜くチューブ、
そして尿管チューブも入り身動きできない。
両足には静脈血栓を防ぐための弾性ストッキングをはいており、
痛々しい限りである。
さらに、
手術中に出血した血液が点滴用のチューブで輸血され、
その後、手術前に採血しておいた400ccの自分の血液が輸血された。
そして、
手術後の急変や感染症に注意が必要とのことで、
1時間ごとに体温や脈拍・血圧・血液中の酸素濃度の測定、
足の動き等の観察チェックが一晩中続いた。


次の日、
酸素チューブ、血圧測定器、心電図装置が外された。
しかし、
38.8℃の熱が出て注射・氷枕等を処置し、
その後は微熱が出たり治まったりの状態であった。
3日間はベッド上安静ということで、
ご飯は寝たまま食べられるようにオニギリ食である。
術後の3日目、
傷口から血液を抜くチューブが外れた。
そしてリハビリが始まり、
ベッドに寝たままで血栓ができないように両足マッサージを受けている。
4日目、
尿管がはずされ歩行器を使用してトイレに行けるようになった。
その間、
本人には傷口の焼けるような痛みとの闘いがあったのだが、
どんなに激しく長くても、これだけは替わってやることもできず、
傷口に触れないようにさすってあげるだけである。
ご飯を半分くらい食べられるようになると、
栄養補給の点滴もなくなり、
あとは本人の気力と身体の快復力だけが頼りである。

妻は今も痛みと闘っている。
その夢はただひとつ、退院。

2010年11月16日火曜日

#147 腰椎破裂骨折 その1















病名は第3腰椎破裂骨折。


転んで尻餅をついた衝撃で、
背骨の一部が押しつぶされた。
その部分の脊髄がつぶれた骨によって圧迫され、
「くの字」になってしまっている。
痛みだけであったら何とかなるが、
シビレが出てきたら手術しかないと言われた。

そして、
半年後の今月はじめ、
手術することになった。

後方除圧固定という手術方法に決まった。
背中を15センチほど切開し、
神経を圧迫している骨を削り取って除圧するとともに、
破裂した部分の上下の腰椎を、
6本のチタンボルトで固定する手術である。

一方、
切り取った骨を細かく砕き、
破裂した部分に移植する。
やがて、
その骨のかけらから骨が再生され、
上の腰椎にくっついたら大丈夫だと言う。

自分の骨を使った移植という方法に驚く。
また、
神経が曲げられて周囲の組織と癒着しているので、
それを丁寧にはがすことになるが、
脊髄の神経だけに細心の注意が必要らしい。


4時間半後、
手術が無事に終了し、
かみさんが病室に戻ってきた。


                (つづく)

2010年11月15日月曜日

#146  塩プリン















おはよがんす、
まめでらしか~?

先日、「塩プリン」なるものを食べた。
奥が深いかどうか素人の私には分からないが、
食べてみると何のことはない、
プリンの上っ面に塩味を少々加えたプリンみたいである。
しかし、
その少しの塩味がプリン本来の甘味を囃し立て、
絶妙な味と幸福感が口中に広がる。


それにしても、
少量のそれをわざわざ名前の頭にもってきた
「塩プリン」という命名には納得がいかない。


だったら、
私なんかは立派な知識人である。







※解説が必要な人のために、
 塩プリン・・・ほんの少ししか入っていない塩を、名前の頭につけたプリン
 知識人・・・ほんの少しの知識を、自慢げに頭にくっつけたとんでもない人


そんな冗談はともかくとして、
今週もまた、
しのびよる寒さを吹き飛ばして、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
頑張りましょう!

2010年11月14日日曜日

#145  オリオン、白鳥、クジラ、雪
















おはよがんす、まめでらしか~?

今日は気温7.2℃、南東の風、風速4m/s、
湿度79%、気圧1023.0hPa、
曇り空の朝を迎えた秋田です。


昨日は、
夕べの夕月、
深夜のオリオン、
それが快晴の空にくっきり見えたのですが、
まるでウソのような雲り空です。
秋の天気は変りやすいと言いますが、
本当ですね。


今朝、その曇り空を数羽の白鳥が飛んできました。
先発隊なのでしょうか?
そのうちに、鉛色のクジラも集まってくるのでしょう。


もうじき、冬。


車のタイヤを、
スダッドレスタイヤに交換するのもそろそろです。

明日の月曜は「雪」の予報ですが、
どの程度の雪なのか検討がつかないので、
今日、交換したらいいのかどうか迷ってます。




人間は縄文時代の昔から、
自然界に寄り添い、自然界から学んで生活してきた。
では、
私も白鳥の先発隊に尋ねてみよう、
「雪は、どこまで来てますか?」