「奥州曙光」

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【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2012年3月31日土曜日

#466 いとしき体、いとしき命! desperate situation


















>おはようございます。

秋田は気温10℃の朝を迎えましたが、
現在は気温6.2℃、北北西の風、風速5.0m/s、
湿度93%、気圧1000.7hPa、雨が降っています。

平成23年度の幕が下りる今日、
秋田の空は泣いています。
雨がすべてを洗
い流して、
新たな年度を清らかに迎えようとしているようです。


「絶体絶命」。
辞書には、困難・危険から、どうしても逃れられないさま。
追いつめられ、切羽詰まったさまと説明されています。
逃れられない危機に直面した状況を表す言葉であり、
身体を絶つ、命を絶つ瞬間が迫っている状況と考えられます。
類語として「窮途末路」があげられており、
当然であるが末路であり命の保証はありません。

私も絶体絶命の状況になり、死を覚悟したとが何度かあります。
その一つは、30代の頃に、
タケノコ取りであわや遭難という危機が迫ったときです。
夢中になってタケノコを探し歩いているうちに、
気がつくと行き先も戻る道もわからなくなっていました。
周囲も遠くも人の背丈ほどもある竹藪です。
どの方向に進んだらいいのか、
どうしたら道に戻れるのか、まったく分からない。
いくら大声で呼びかけても、周囲には人影もなく誰の声も帰ってこない。
少し大きな松の木があったので、よじ登って周囲を見渡した。
しかし、
左右前後のどちらを見てもどこまでも竹藪が続き、
道も人影も見えない。
ここで人生が終わるのかと覚悟したのです。

「絶体絶命」、
面白いことにこの漢字を分けると
「糸」「色」「体」と「糸」「色」「命」になります。
しかも、何と言うことでしょうか、
「いとしき体」「いとしき命」と読むことができます。
人の命をも脅かそうという「絶体絶命」という言葉に、
このような愛情溢れる言葉が隠れていようとは、
愚かにも今の今まで気づきませんでした。

さて、今日は3月31日。
実際は昨日で終了したのですが、書類上は今日が最終日です。
仕事を中心に考えると、
もう終わり、つまり絶体絶命です。
明日からは、仕事のない自由人。
自由人と言えば聞こえがいいのですが、無職のプータローです。
月曜から金曜まで仕事という、曜日を気にした生活ともおさらばです。
それにしても、
曜日に関係のない生活は幼稚園の入学以前のことだから、
60年ぶりにもなります。
しかし、
絶体絶命にさえ、
「いとしき体」と「いとしき命」が含まれていることを、
時々思い出しながら、
これからの人生をボチボチと生きようと思います。

さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
頑張りましょう!
*
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2012年3月30日金曜日

#465 春のほろ苦さ!bittersweet spring !





















おはようございます。
秋田は気温11.8℃、南南西の風、風速4.9m/s、
湿度44%、気圧1017.6hPa、曇り空の朝を迎えました。
天気は下り坂で午後からは雨の予報です。



子どもの行動のいたらなさに怒ってばかり、

親のしつけの不備を責めてばかり、

同僚教師の指導不足を嘆くばかり、
そんな教師が、
あなたのまわりにいませんか?


そうではなく、
子どもの苦手なところ、

子どもの得意なところを明らかにして、

子どもの成長に役立つことを探すこと。
それが、子どもを語ることであり、

子どもを理解することであり、

子どもの自立を支援することです。
教育というのは、
そのように大変な仕事です。
そして、恐ろしい仕事でもあります。


その場面は、

教師としての日々の教育活動の中にあり、

明日の授業を構想するときも、

職員室で同僚と語るときも、

PTAでの保護者との懇談でも、

学年部会の話し合いでも、

校内研修でも、研究授業後の研究協議でも、

そのねらいや確信は、ここにあります。


そして、その成果として、

子どもの成長が実感できたとき、

私たちは、子どもの成長に役立つ教師、

と言えるのではないでしょうか。

それ以外の教師は、
いらない人です。


あなたは、

「汝、何のためにここにありや」と問われたとき、

「子どもの成長に役立つことを探すため」と、

胸を張って返答することができますか。


「もちろん」


日本中の教育関係者が、

みんな、そう答えるだろうと期待しています。




なんだかんだと言っても、

仕事というのはケジメが第一。

職場に勤めているときは当事者ですが、

職場を離れたとたんに部外者です。


故郷を離れた者が他所者の扱いを受けるのと同じです。

故郷への思いがどんなに強くても、

町内の大事な集まりに参加できず、

長い期間、留まることも敵いません。

あちらから見ると、

単なる通りすがりのお客さんなのかもしれません。


季節には、それぞれ季節の味覚があります。

春は苦み、夏は酢の物、秋は辛み、冬は脂肪と言うようです。
職場を離れるという春の「ほろ苦さ」は、

心身の新陳代謝を活発にし、

冬モードから春モードへと変えてくれるのでしょうか。


来週から、春の生活が始まります。


さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

*

**

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2012年3月29日木曜日

#464 動かなければ何も変わらない!Let's go !





















おはようございます。

秋田は気温1.0度、南東の風、風速1.5m/s、
湿度89%、気圧 1026.4hPa、晴れの朝を迎えました。
全国的に好天の予報、
もちろん秋田も全国の一部ですよ~。
日中は10℃まで気温が上がる予想です。

こんな話があります。

脱サラして三陸の漁師になったけれども、
東日本大震災で被災した若者がいます。
それでも、
津波で流され何もない街の中心部に、
漁具を置く小屋を建てました。
彼は言います。

「動いていれば何か結果が出ます」「
「失敗したって、経験としてはプラスになるんです」

若者の言葉は真実です。
しかし、
その真実は辛く苦しい長期戦になるに違いありません。
それでも、

「動かなければ、何も変わらない」

何も決められず、
何もしてくれない国の国民が、
自分のために、
家族のために、
地域のために出した結論は明快です。

人は
大きな災害災難に遭遇しすべてを失うと、
諦めの中に悟りの声を聞くのでしょうか。
そしてやがて、
それがどんなに遠い道のりかを知りながら、
心にむち打って修羅の道に踏み出すのでしょう。


私自身も、
明日で職場を離れるのですが、
気持ちは同じです。

動かなければ何も変わらない!

さあ
今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

*
**
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2012年3月28日水曜日

#463 わかっているのに!








昨日、
地震の前に撮影した夕日です。
これから2時間くらい後に震度4の揺れが起きるなんて、
想像もつかない色でした。
でも、
津波もなく、
大きな被害もなかったのでホッとしています。
いろいろな方から、
お見舞いのコメントなどをいただき、
ありがとうございました。
ブログを通して、
つながっていることを実感いたしました。
これからも、
よろしくお願いいたします。



今日は朝から、
かみさんの病院でしたが、
大学病院はホント満員でした。
ほとんどが高齢者というのは、
秋田だけのことではないのでしょう。

健康保険料の値上げが騒がれ、
年金機構が破たんするのもうなづけます。
しかし、
こうなることは何年の前からわかっていたのに、
何も施策を講ぜずに、
政争に明け暮れてきた政治の貧困には、
あきれてしまいます。

火がついてから
水汲みの方法を論じているようでは、
いやはや・・・
何をかいわんや、ですね。

さあ今日も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
がんばりましょう!

*
*:*
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2012年3月27日火曜日

#462 現場第一! the scene !



















おはようございます。

秋田は気温5.6℃、西南西の風、風速9.3m/s、
積雪0㎝、湿度45%、気圧1018.1hPa、
雨交じりの雪がちらつく朝を迎えました。

どこの図書館にも、
よく読まれている本もあれば、
百科事典や高価な全集などを始めとして、
ほとんど読まれることのない本もあります。

しかし、
ただ本棚に飾られている状態では、
本当に「本」と言えるでしょうか。
本は陳列物でもなければ、装飾品でもなく、
いろいろな人に読まれてこそ「本」であり、
必要な人に活用されてこそ「本」だと思います。

学校の先生もまた、同様です。
子どもに慕われ、
保護者や地域社会に信頼され、
子どもの成長に役立ってこそ「先生」です。

ところが、
今、学校の職員室で先生がみんなパソコンに向かっています。
それで本当に仕事になるのでしょうか。
なぜなら、
そこに子どもはいません。

ましてや、
校長が校長室に閉じこもっていては、
仕事になりません。
そこには教職員も子どもはいません。

教育委員会職員もまた、同様です。
学校現場に足繁く通い、
学校と、
時には対峙しながら、
質の高いパートナーシップを保ってこそ、
指導・管理の仕事ができるのだと思います。
教育委員会事務局の建物の中には、学校はありません。

時代は高度情報化時代であり、
情報は有り余るほど寄せられ、
対応しきれない時もあるほどです。
しかし、
そのどれも単なる情報に過ぎません。
百聞は一見に如かず、
事実は学校現場にあります。
現場を見ないで、
現場を知らないままに判断できることは、
何一つ無いのです。

家庭の中においても同じです。
掃除や洗濯、炊事は、
ソファーに座っていたり、
パソコンと向き合っていたのでは、
いつまでたってもできません。

現場第一主義だと笑われようと、
事実は現場にあります。
教育は学校で行われrます。


さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!
*
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2012年3月26日月曜日

#461  そのとき、何が欲しいですか?I want to ~




















おはようございます。

秋田は気温2.5℃、西の風、風速8.4m/s、
積雪4㎝、湿度62%、気圧1010.9hPa、
雪が降ったり止んだりの週明けを迎えました。
日中も4℃くらいしか上がらないようです。

せっかく芽を出したスイセンも、
周囲を雪で囲まれて寒そうにしています。

仙台市が行った東日本大震災に関する市民アンケートによりますと、
避難所に必要だった物資は、

   ①冷暖房器具
   ②携帯電話の充電器
   ③発電機
   ④防寒具
   ⑤ラジオ
   ⑥灯油などの燃料
   ⑦テレビ
   ⑧下着類

大震災が雪降る3月上旬の寒い時期であったこともあり、
「防寒」と「情報収集」に関する物資が上位を占めています。

被災が大きく広範囲であったため、
物流が完全にストップしたことで
救援がなかなか届かない結果となり、
被災者の生活を苦しめました。

物資の確保、
物流の基幹道路の確保、
海運の確保、
・・・

何日も、
何週間も、
寒くて何もないところで、
身体を寄せ合って過ごした。

そんな状況を無くすためにも・・・!
このアンケート結果をもとに、
東北の自治体では、
備蓄備品を見直す動きが始まっています。


さあ今週も、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

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