「奥州曙光」

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2011年3月14日月曜日

#233 東日本巨大地震・・・史上最大規模・想定外!
















11日金曜日午後2時46分、
東日本巨大震災が発生し東北・関東は大混乱です。
国内観測史上最大規模、想定外、予想を上回るなどと称されるほど、
M9.0の被害は大きい。
また、この地震による津波の被害がそれ以上に大きく、
死者・行方不明者は一万人を越える状況となっています。
最大震度は宮城県栗原市で震度7、
仙台新港では10mの津波を襲いました。
岩手県陸前高田市や宮城県南三陸町など、
津波によって街全体が飲み込まれてしまい
壊滅状態という痛ましいところもあります。
さらに、
直下型地震による福島の原子力発電所の事故も重なり、
未曾有の災害になっています。


今回の大地震による被害者と被災地域の皆さんには、
心からお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧を祈るばかりです。


秋田市内では目に見える被害はほとんどなかったものの、
地震とともに停電し、復旧したのは次の日の夕方6時過ぎでした。
信号機も止まり、
大きな交差点には警察官が出動し交通整理にあたったが、
市内の道路はあちこちで渋滞が続きました。
飛行機、鉄道、バスはすべてストップし、
高速道路も通行止めとなったため、交通機関は最悪の状態となった。


一方、我が家であるが、まず第一に暖房確保。
停電によって暖房がストップしたため、
急遽、10数年前に使用していた反射式石油ストーブを引っ張り出した。
幸いにもストーブは生きていて、当日夜の暖房が確保できました。
次に灯の確保、
これも十数年前の乾電池タイプのトーチカが役に立った。
懐中電灯と違って周囲全体を照らすので、
これ一つで部屋全体を照らすことができました。
そして、食料確保だが、
これは娘夫婦が食料をどっさり買いこんで駆けつけてくれた。
不足はガスコンロでご飯を炊き、夕食をすませた。
次に情報確保、
これは古いトランジスターラジオが往年の実力を発揮してくれた。


翌日、近くのスーパーに買い出しに行くと入場制限をしていて、
店の外に100人を越える買物客が並んでいた。
列の最後尾に並び、40分ほどで中に入ると、
一家族に一人の店員が付き添って品名と金額をメモするという対応であった。
レジに電卓計算係がいて、そこで支払いを済ませた。
ここで生野菜も購入できたのは、高齢者にとっては有り難かった。
やがて、夕方のラジオで、
秋田市教育委員会が13日月曜日のすべての小・中学校の休校と、
14日~18日の午前授業、給食なしを決定したことが報道された。
そして、
夕方6時過ぎに、やっと待望の電気が来た。


最近の世界の大地震を見ると、
地震被害よりもむしろ津波被害のほうが大きいのが特徴的である。
今回も、その後の津波による人命被害が甚大でした。
しかも余震が続いており、
漂流物が道路をふさぎ津波の被災現場に救援隊が到達できず、
遺体収容もままならない状況です。
日本では今、建物の耐震化が急がれているが、
このような状況を考えると津波対策もまた急務であることは言うまでもない。
また、仙台市では今日もまだ、
電気が一部で復旧したものの、水道、ガスのライフラインが停止しており、
この復旧整備と耐震化も大きな課題である。


とりあえず、
生きていることに感謝して、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

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