「奥州曙光」

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2011年10月6日木曜日

#362 重い高台移転の事業費負担!



おはようございます。

秋田は気温14.6 ℃、北北東の風、風速1.6m/s、
湿度96%、気圧1008.0hPa、小雨の朝を迎えました。


昨日の国会、東日本大震災復興特別委員会で、
質問に立った小野寺五典議員のフリップです。










南三陸町の高台移転に関する総事業費は1,395億円。
その内訳は、
国が636億円、宮城県が113億円、南三陸町が590億円となっています。
しかし、
同町の23年度予算は74億円、
町長は「出せても1億か2億が限界だ」と。
だとすれば、
町がこの金額を支出するには590年分の予算が必要になります。
そんな加重負担に耐えられるでしょうか。


質問に対して答弁に立った野田首相は、
「特別交付金などで対応したい」と語り、
事実上は国が負担する考えを表明しました。
しかし、
「個別の状況については、今、初めて知りました」と答えるなど、
個別の具体的な状況について、
国がほとんど実情を把握していないのが実態なようです。


被災地の地域住民からは、
将来の子孫の代までの安全安心を考え、高台移転の要望があります。
それでも、
このような加重負担が重すぎて、
地方自治体はどうすることも出来ない、これが実態です。

住み慣れた故郷の将来を担う、
子どもたちや若者たちのためにも、
国でしっかり対応する気持ちがどれだけあるか、
それが問われています。


さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

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