病名は第3腰椎破裂骨折。
転んで尻餅をついた衝撃で、
背骨の一部が押しつぶされた。
その部分の脊髄がつぶれた骨によって圧迫され、
「くの字」になってしまっている。
痛みだけであったら何とかなるが、
シビレが出てきたら手術しかないと言われた。
そして、
半年後の今月はじめ、
手術することになった。
後方除圧固定という手術方法に決まった。
背中を15センチほど切開し、
神経を圧迫している骨を削り取って除圧するとともに、
破裂した部分の上下の腰椎を、
6本のチタンボルトで固定する手術である。
一方、
切り取った骨を細かく砕き、
破裂した部分に移植する。
やがて、
その骨のかけらから骨が再生され、
上の腰椎にくっついたら大丈夫だと言う。
自分の骨を使った移植という方法に驚く。
また、
神経が曲げられて周囲の組織と癒着しているので、
それを丁寧にはがすことになるが、
脊髄の神経だけに細心の注意が必要らしい。
4時間半後、
手術が無事に終了し、
かみさんが病室に戻ってきた。
(つづく)
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