「奥州曙光」

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2011年10月25日火曜日

#374 教育は人なりと言いますが・・・!



































おはようございます。

秋田は気温14.9℃、東南東の風、風速3.4m/s、
湿度 94%、気圧1009.0hPa、雨の朝を迎えました。
日中の予想最高気温は19℃、寒冷前線線が通過し寒くなります。

さて、今日は教育に関する話題です。
子ども時代を思い出しながら、
または、
自分の子どもの学校を思い浮かべながら、
おつきあいください。

多くの子どもたちの前に立ち、毎日、直接指導する教師は、
教科の学習知識や知恵が豊富で教科の指導に優れているのは当然のことです。
ここで、子どもに敵わないようでは、教師とは言えません。
しかし、それよりも大事なことがあります。
それは、人間性に問題があってはならないことです。
人間としての資質が重要です。
なぜなら、学校というのは、
それぞれの家庭にとって宝である子どもたちの命を預かっていて、
その子どもたちの命を守ることはもちろん、
その学力と成長を保証することを期待されているからです。
保護者が安心して子どもを任せられる人間性、
それが教師としての第一条件です。

一時間の授業の中で、
学習内容がすぐわかる子もいれば、なかなか理解できない子もいます。
落ち着いて学習できる子もいれば、集中力のない子もいます。
しかし、
そこが教師の出番、教師の力の見せ所なのです。
子どもの学力は子どもの頭の良し悪しで決まるのではなく、
教師の難しいことを易しく、
易しいことを楽しく学習する工夫によって決まります。
あなたの今日の授業に食いつくように、
どんなアイディアでどのような工夫がされていますか。
あなたの話や準備した教材には、
子どもたちが夢中になるような魅力がありますか。
子どもたちの心が、その魅力にワクワクしていますか。
あなたの授業を、子どもたちはいつも待ち望んでいますか。

あなたも薄々感じていることと思いますが、
子どもたちは「国語」や「理科」を学んでいるのではありません。
「○○先生の国語」や「◇◇先生の理科」を学習しているのです。
なぜなら、
子どもたちの目の前にいるのが○○先生や ◇◇先生だからです。
姿形も性格も、言葉も話し方も、板書も指名も、教師によってみんな違います。
その違いによって、子どもたちは教師を評価します。
その結果、
子どもたちに慕われる教師であったり、嫌われる教師になったりします。
あなたはどちらですか。

教科の指導力も大切です。
しかし、もっと必要なのはあなたの人間力です。
そのために、
教師としての魅力、教育者としての魅力、人間としての魅力など、
自分の魅力を輝かせる努力と研修を怠ってはいけません。
例え素晴らしい教師になることができなくても、
素晴らしい教師になろうと努力することは誰にでもできます。
その努力の足跡が、あなたの人間性を高めます。
生徒に頼られる分があなたの指導力であり、
保護者に信頼される分があなたの教師力です。
そして、同僚に声をかけられる分、それがあなたの人間力です。
「教育は人なり」、
そのことをしっかり自覚した上で、
今一番あなたを必要としている子どもに、
教師としての愛を届けて欲しいと願っています。


教師への呼びかけという形式で書いてみましたが、
あなたはどう感じたでしょうか、
お聞かせいただければ幸いです。

さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい頑張りましょう!

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