そりゃあ、生きているといろんなことがあります。でも、誰かを憎んだり、恨んだり、蔑んだところでもどうにもなりません。 憎まず、嫌わず、蔑まず! 今日も、笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、頑張りましょう!
2011年9月15日木曜日
#350 ヒマワリ除染の結果は?
おはようございます。
秋田は気温21.6℃、南東の風、風速3.1m/s、
湿度96%、気圧1015.8hPa、久しぶりに快晴の朝を迎えました。
福島原発の放射能漏れ事故を受け、
土壌汚染の除去実験を行った結果が、
農水省から発表された。
①表土を削り取る・・・セシウム濃度が75~99%減少
②水で攪拌して流す・・・同36%減少
③表土と地中の土を入れ替える・・・表面濃度は減るが全体量は同じ
④ヒマワリなどの植物に吸収させる・・・吸収量は2000分の1
いずれの方法にせよ、
これが科学立国を目指している国の官庁の対応か?
と、
実験する前から結果がわかるような方法だけだったとは、
何とも悲しい現実です。
①にしても、
その削り取った汚染表土を、
どこに隔離するかという問題が残ります。
②では、
洗い流した水の行方が問題になります。
③は、
予想通りの結果しか得られない。
実験前は④に期待していたようだが、
効果が薄いことが明らかになった。
放射性セシウムが基準を超えているため、
農産物の生産を制限しているところは、
福島県内だけでも広範囲に及んでおり、
もし、
その表土をすべて削り取るとすれば、
東京ドーム3杯分の汚染土が発生します。
来春の米などの作付けまでに、
農地の汚染除去をどう進めるか。
また、その費用をどう捻出するか。
農水省実験のように、
ヒマワリの吸収力に頼っている場合ではない。
日本の農業土木、農業科学の真価が問われている。
さあ今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
頑張りましょう!
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