「奥州曙光」

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【壁紙】第85回全国花火競技大会 大会提供花火

2010年11月21日日曜日

#152 そのとき、龍馬が信じたのは・・・? その2
















おはよがんす、まめでらしか~?
昨日のつづきです。



秋田市の中学校の入学式では、
校長が壇上から降りて、
新入生のひとりひとりと握手をする光景が見られるという。

いやぁ~、とっても凄いことである。
中一ギャップが心配されている折、
新入生にとって入学式は中学校生活の初日でもあり、
胸がドキドキ膝がガクガクという、
ガチガチの緊張感クライマックスである。

その入学式という大勢の来賓・在校生が居並ぶ中で、
校長が自分と同じ床に立って手をさしのべて迎えてくれる。
それは、大きな感動に違いない。
そして、心がホッコリするのではないだろうか。



「下士が上士に虐げられるという、
 この土佐の古い仕組みが憎い。
 大政奉還となれば、幕府も藩も、
 そして武士という身分もなくなるだろう。」


そう思い、
そう願い、
そんな日本をつくろうと大志を描いた龍馬にとって、
同じ地べた、
同じ目線で話してくれる大殿さまの、
人間としての器の大きさが頼りであった。

そして大殿さまも見事、それに応えてくれた。
だからこそ、
当時とすれば大それた大事業を成し遂げられたのであろう。
ドラマでは、
後藤象二郎が龍馬に握手を求めた。

今、中学校の入学式で、
自分に差し出された校長の手は、
いざ何かで救いがほしいときの蜘蛛の糸であり、
その手のぬくもりは、
いつか、
自分が困ったときに求めることができる温かさでもある。
この日の感触と感動を忘れずに、

どんなときも、
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、
頑張ってほしいと願っている。
そして、将来、
ひとりひとりが、
その子なりの大事業を成し遂げてくれることを祈念しよう。

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