蒸し暑く寝苦しい夜、
ようやく眠くなって電気を消した。
一瞬、何も見えなくなる。
しかし、
数分するとうっすらと周りが見えてくる。
月あかり・・・?
星あかり・・・?
いや、
街灯のあかりが
ほのかに視界を浮かびあがらせるのだろう。
そんななんでもない日常から、
夜でもないのに
いきなり暗闇の中に突き落とされる瞬間がある。
そんな周りが見えないような暗闇では、
ほんの少しのあかりでも舞い上がるほど嬉しい。
その闇が深ければ深いほど、
その闇にいる時間が長ければ長いほど、
なおさら、嬉しさは感動になる。
振り向いた笑顔が懐かしく、
何気なくかけられた言葉が嬉しく、
ほんの少しのあかりにも大きく心が揺さぶられる。
しかし、
いつ、誰が、どんな闇に落ちているかは誰もわからない。
いつ、何処で、どんな闇に落ちてしまうかは誰もわからない。
もしかすると、
こういう私自身が、今、闇の中にいるのかも知れない。
それでも、
必ずあかりを見つけることができると、そう信じている。
だから今日も、
あかりが見つかるように
笑顔いっぱい
元気いっぱい
夢いっぱい
頑張ろう!
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