そりゃあ、生きているといろんなことがあります。でも、誰かを憎んだり、恨んだり、蔑んだところでもどうにもなりません。 憎まず、嫌わず、蔑まず! 今日も、笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい、頑張りましょう!
2011年5月6日金曜日
#264 私たちはあきらめない!
おはよがんす、まめでらしか~?
秋田は気温12.0 ℃、南東の風、風速 5.2m/s、
湿度64%、気圧 1021.6hPa、快晴の朝を迎えました。
東日本大震災。
それは、東北地方ののどかな日常を、
想像を超えるあり得ない姿に変えてしまった。
津波によって、
住み慣れた我が家がなくなってしまった人がいる。
工場が流され仕事を失った人がいる。
家族を失い孤児になってしまった子どもがいる。
原発事故の放射能のため、
生まれ育った土地を離れざるを得なかった人がいる。
田植えのできない農民がいる。
漁に出られない漁師がいる。
飼育していた牛や馬を残して来た畜産農家がいる。
自分の学校に通うことができない子どもがいる。
そんな被災者にとって避難所での暮らしは、
当たり前の日常を失った不安と、
いつそれを取り戻せるかという焦燥感との闘いでもある。
目を覆いたくなるような惨状に、
為す術もなくただ呆然とする。
何十年もかかって積み上げてきたものが、
一瞬で失われてしまった空しさ、
自分の力ではどうすることもできない不甲斐なさがこみ上げてくる。
宗教家に言わせると、
諸行無常であり、盛者必衰なのかも知れない。
そして、明日の命さえ想定外と言うだろう。
それにしても、あまりあるほどの犠牲であり瓦礫の山である。
「地球にやさしく」というスローガンを掲げ、
日本も日本人も頑張ってきた。
その地球に、
こうまでも冷たく打ちのめされるとは、
誰も予想さえしなかっただろう。
地球の厳しさ、自然の猛威が、これほどとは思いも寄らなかった。
私たちが人間の力を過信し、
思い上がっていたのだろうか。
そして、その思い上がりは、
とてつもない破壊力によって無惨に打ち砕かれた。
変わり果てた故郷の町に比べ、
瓦礫の向こうに見える海や振り返った遠くの山々は、
震災前と少しも変わらず、その対比が痛々しい。
しかし、このままではいられない。
家族のために動きだそうと、
やっとの思いで重い腰をあげる父親。
炊き出しのご飯を運ぶ母親。
避難所運営のボランティアに走り回る息子。
寝たきりの祖母の背中をさする孫。
そこに諦めない家族がいる。
そこに諦められない家族がいる。
そして、
そこから新しい絆が生まれ、新しい夢が育まれる。
そう信じる。
がんばれ日本!
がんばれ東北!
がんばれ子どもたち!
今日も
笑顔いっぱい元気いっぱい夢いっぱい
願りましょう!
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