「奥州曙光」

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2010年12月7日火曜日

#167 成長の喜び その2
















おはよがんす、まめでらしか~?
秋田は今日も、朝から雨模様。
さて、
昨日のつづきだが、




黄色い帽子をかぶって
ランドセルを背負った一年生が、
見送りに出たお母さんを何度も振り向き、
泣き顔で登校する。
それがついこの間だったのに、
それがどうだろう、
夏を前にするころには、
つぶらな瞳を輝かせ笑顔で登校した。
飛躍的な成長である。
 


みんなで話し合った三角形の面積。
「どうして、2で割るんだろう?」
ああでもない、こうでもないと悩んだ末に、
「そうか!」とわかった瞬間の喜び。
あなたにも、
そんな経験がありませんか。




合唱コンクールに向けて、
毎日、朝に放課後に、
自主的に集まって練習を続け、
その成果が、
当日のハーモニーとなった感動の瞬間。
互いに抱き合って讃え合う輝くような笑顔、
嬉しいのに次々と溢れてくる涙。
中学校のころの、
学級対抗の合唱コンクールである。




優勝をめざして頑張ってきたのに、
惜しくも敗れ、
悔し涙でグラウンドに崩れ落ちた。
それでもやがて、
相手の力が上であったことを認め、
お互いに全力を出し切った満足感を杖として、
立ち上がる強さたくましさ。
心も体も鍛えられた。






さて、
人間は、
受精卵から胚がつくられ、
成長して人体ができるまでの間に、
お母さんのお腹の中で人類の進化の過程をたどる。


それと同じように、
一人の日本人の成長は、
日本社会の成長の過程をたどるのではないだろうか。
日本は弥生時代の農耕社会から、
近代の工業国、
世界の先進国、
そして経済大国に大きく成長した。
と同様に、
一人の人間の夢や視野が、
年齢とともに次第に大きく成長するのだと思う。
成長は生きることであると同時に、
大きな喜びでもある。
成長が喜びとなり、
感動となることによって、
次のステップに向かう勇気となり、決意となる。


子どもたちが、
笑顔いっぱい、元気いっぱい、
夢いっぱいに生きることができるよう、
そのために、
今日も日本中で、
学力偏重ではない
本当の教育が行われていると信じている。

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